妊婦さんにとって体にいいはずの「ヨーグルト」「乳酸菌飲料」「カルシウム入りウェハース」ですが、時々入っている「トレハロース」が心配で食べられない・・・ということはありませんか?
今回は、そんなトレハロースが妊婦さんにとって危険かどうか徹底的に検証します。
トレハロースとは?
トレハロースとは、動植物の細胞内にも存在する天然の糖質から作られた物質です。
食品に甘みをつける「人口甘味料」として使われたり、たんぱく質の凝固を防いで食品劣化を防いだりと何かと便利なのが「トレハロース」の魅力なので、ついつい目にしたころがある方も多いのでは?
最近では、トレハロースの「貯水性」に注目して化粧水で使われることも多いです。
トレハロースは危険?
トレハロースはWHOが一日の摂取制限量を設けていないことから他の「人口甘味料」に比べて安全と言われています。但し、トレハロースが作られるジャガイモやトウモロコシは「遺伝子組み換え食品」によって作られている恐れがあるので心配という声が多いのも事実です。
トレハロース妊婦が食べても大丈夫?
WHOのくだりを見ると恐らく安全でしょうし、実際に通う産婦人科の先生に聞いたところ「特に心配することないよ」と言われました。(※そもそも、食品添加物を気にするよりも栄養を摂った方が良いという意見の先生なのでこのように寛容な意見なのかもしれませんが)
妊婦が食べてはダメな人工甘味料とは?
・チクロ(現在では全面使用禁止。幼児奇形の恐れ)
・ズルチン(現在では全面使用禁止。死亡事故あり)
・アスパルテーム(先天性代謝異常疾患の恐れ等)
・ステビア(避妊薬に使われていたという伝説が有なので、一応要チェック)
・スクラロース(脳腫瘍、成長遅滞などのラット実験結果有。一応注意)
・サッカリンナトリウム(1960年代アメリカで禁止されていたが現在では研究結果により使用可能。但し日本ではに使用されず)
・アセスルファムK(リンパ球減少の恐れ、発がんリスクの高まり等)
【補足】
そもそも、前述したとおりお医者さんの意見ですと「人口甘味料」についてはあまりナーバスになる必要がないと言われています。(大量に摂取するようなものでもないですし)
しかしながら、日本以外に「オーガニック」文化が定着した欧米では、表立って「妊婦は食べない方が良い」と言われているものが多いのも事実なので私自身はなるべく気をつけたいと思いちょっと羅列しました。