私のピアスデビューは遅い方で、結婚して子どもが産まれてからでした。
ピアスホールを開けて数年になりますが、今でも飽きることなくピアスを楽しんでいます。
でも、大半の方がピアスのお手入れを怠っているようです。
そこで、ピアス未経験者から愛用者にも役立つピアス雑学をお伝えしようと思います。
1.ルールに従う
まず、校則に反するならピアスホールは開けないことです。
高校生になると、ピアスホールを開けたいという子が増えます。
穴を開けた後、目立たないように透明ピアスやファンデーションを用いて穴を隠すようです。
しかし、後で書きますが透明ピアスに関するトラブルは多いのです。
2.どうやって開けるか
自分でピアスホールを開けることはおすすめできません。
衛生面と安全面から考え、病院で開けるのが最良です。
日本では、ピアスホールを開けることは医療行為とされています。
3.開ける時期
「ピアスホールを開けるなら、夏場は避けましょう。なぜなら、湿気が多く汗をかきやすい時期は、傷口が炎症しやすいからです」
こんな説明を見聞きした事ありませんか?
でも、ピアスホールは季節を問わず、いつ開けても大丈夫です。
4.穴を開ける際の注意
ファーストピアスは、耳たぶの厚さに合ったポストの長さにすることや開けた後の消毒を怠らなければ、開ける季節は問いません。
これら注意点は、病院で開ければ当然のように行われる施術です。
どの季節でも注意すべきは、雑菌が入らないようにすることです。
ホールが安定するまでは、ヘアカラーやパーマは控えましょう。
どうしてもする必要がある場合は、ピアスホールを絆創膏で覆い薬剤が付かないようにしましょう。
プールや海といった場所も、できれば避けたいですね。
5.透明ピアスの間違った使い方
校則や規則で禁止されているからという理由で、透明ピアスを用いてピアスホールを隠している子がけっこういらっしゃるみたいです。
透明ピアスは、ホールが塞がらないようにするためのツールで、使い捨てるのが正しい使い方です。
開けたばかりのホールに何日も付けっぱなしにしておくと、雑菌が繁殖しやすくなります。
化膿した場合、ホールを閉じなくてはならなくなってしまうこともあります。
また、目立たせたくないあまり、突起やポストを切って、ただの棒状にする方もいるようですが、これではピアスが耳に埋まってしまうことがあります。
そうなると、病院で取り除いてもらうしか方法はありません。
ピアスホールを開けたことを隠さなくてはいけないのなら、開けない方がよいのです。
6.こまめにお手入れ
小さいながら、その人の印象を左右する耳たぶのピアス。
いつまでも美しいまま使いたいし、その方が耳にもよいですよね。
耳から外して、ついそのまましまいがちなピアスですが、外した時にちょっと拭くだけでも輝きが持続しますし衛生的です。
時々、台所用中性洗剤を薄めた液にピアスを浸してあげましょう。
ただし、ピアスの素材によっては洗えないものがありますのでご注意ください。
7.間違った付け方
ピアス販売員さんが、ピアスの使い方を間違えている方が多いと嘆いていました。
ポストを耳に差し込んで、裏からキャッチで止めるタイプのスタッドピアスですが、耳たぶにピアスの跡が残るほど強く挟んでいる方が多いんだとか。
キャッチはカチッと軽い手ごたえがある位置で留めるのが、正しいキャッチの位置です。
ポストの先にある溝にキャッチがはまる感じで、ピアスをした時、耳たぶで前後にピアスが動くのが正解です。
おしゃれの幅が広がって選ぶのも楽しいピアスですが、使い方を間違えば、耳を傷つけることになりますので、安全に使うための知識は持っておきましょう。